お知らせ

2024.07.11
患者さんへ

2024年7月1日に第43回 こうかんクリニカルカンファレンスが開催されました。

2024年7月1日に第一三共株式会社さん主催の地域連携講演会「第43回 こうかんクリニカルカンファレンス」を開催されました。当院より祝田靖院長、呼吸器内科 田中希宇人部長が出席されました。以下田中部長のコメントです。

2024年7月1日に第一三共株式会社さん主催の地域連携講演会「第43回 こうかんクリニカルカンファレンス」を開催いたしました。わたくし田中が会の企画と後半の司会として携わりました。

今回は地域の緩和医療をテーマにわたくしたち日本鋼管病院がいつもお世話になっている、野末整形外科歯科内科の小澤 穣 先生、AOI国際病院 緩和ケア科の小林 紘先生をお招きして「地域における緩和ケア病棟との連携について」お話しいただきました。毎日実臨床で川崎南部地域で奮闘されている両先生とお会いできてうれしく思います。

また特別講演では川崎市の大学病院の視点からということで聖マリアンナ医科大学 緩和医療学講座 主任教授の橋口 さおり先生をお招きして「がん性疼痛治療のピットフォール -神経障害の要素まで意識する-」の演題で講演頂きました。橋口先生には慶應での研修医の頃から様々なことを教えて頂き、いま現在の私があります。実際に多くの肺癌患者さんの疼痛コントロールのことでご指導いただいた経験が今に活かされています。聖マリアンナに御異動されてから、いつかまたいろいろ教えて頂きたいと思って会を企画致しました。

当院の緩和チーム、がん診療に携わる先生方、地域の緩和医療に関わる先生方や看護師など多くの方々に聴講・視聴頂き、かつてない大盛況で会を終えることができました。わたくし自身も拙い司会進行で申し訳なかったのですが、大変勉強させて頂きました。また日本鋼管病院 緩和医療チームでも微力ながら地域のがん患者さんのために尽力したいと思っています。