スポーツ整形外科センター

概要

当センターは、スポーツ選手や愛好家の方々のニーズに合わせて、それぞれのスポーツ競技復帰に最適な治療とリハビリテーションを一体化して行う、スポーツ傷害治療に特化した専門施設です。

在籍する医師は、日本整形外科学会専門医や日本体育協会認定スポーツドクターの資格を持つ医師が多数で、その規模や治療実績は全国でも有数です。

競技種目やレベルに捉われない治療

サッカー・バスケットボール・野球・スキー・スノーボード・テニス・ハンドボール・柔道・相撲・総合格闘技・ラグビーなどをはじめ、様々な競技を対象に診断治療を行っています。

また、プロ選手・社会人選手やオリンピック選手などトップレベルのアスリートから、運動部の学生さんや一般愛好家の方々まで、多くのスポーツ選手を治療し、競技の場に速やかに復帰できるように努めています。

特徴的な手術治療

膝をはじめとした各関節の関節鏡治療

関節鏡を用いた低侵襲（患者さんの身体的負担が少ないこと）膝関節治療や肩関節・肘関節治療・足関節治療などを積極的に行っており、特に膝前十字靭帯再建術、膝後十字靭帯再建術、半月板縫合術、半月板切除術、半月板再建術、肩や肘の手術など、各医師の専門性を活かした専門医療を行っています。

膝の靱帯再建術は年間200件程度行っており、日本全国はもとより海外からも膝関節の治療に患者さんが訪れます。

前十字靱帯（ACL）再建術

前十字靭帯はAnterior Cruciate Ligamentと言い、頭文字をとって『ACL』とよく表現されます。

前十字靭帯（ACL）は関節内に存在する靭帯であり、膝の下の骨（脛骨）が前方に出すぎたり、内側に回旋しすぎたりするのを防止する機能を持っています。

この機能のおかげで「急激な方向転換」や「ジャンプやストップ動作」を行っても膝が安定していることができるのです。

「前十字靱帯（ACL）再建術」は当センターの治療の中核となっています。

十字靭帯（ACL）再建術について

治療とリハビリの密な連携

整形外科領域の外傷や障害では、保存療法・手術療法後のリハビリテーションも非常に大切な役割を担っています。

その為、整形外科の治療の良し悪しはリハビリテーションの充実度と深く関連していると考え、リハビリテーション科とも綿密な連携をとり、術後回復期のリハビリに留まらずスポーツ復帰に向けたアスレチックリハビリテーションまで積極的に支援しています。

リハビリテーション科では、広々とした機能訓練室や多数のトレーニング機器を完備しており、患者さんひとり一人に応じた治療・プログラムをスポーツ整形外科医師と連携しながら決定し、各療法士が責任を持って行います。

外来診療について

曜日、時間により外来診察場所が異なります。

石川医師の外来

大野医師の外来

藤田医師の外来

岡村医師の外来