病院のご案内

皮膚科

皮膚科の特徴


当科では、乳幼児からご高齢の方の皮膚・毛髪・爪・粘膜などのさまざまな病変を対象に皮膚科疾患全般の診療を行っております。

視診のみならず、皮膚病理組織検査・真菌顕微鏡検査・ダーモスコピー・パッチテスト・アレルゲン検査など、さまざまな検査を用いて診断を行い、病気の原因や増悪因子の検索を致します。


診療体制


なるべく待ち時間を少なくするよう努力をしておりますが、予約診療を優先としているため、予約のない方は待ち時間が長くなる可能性があります。
予めご了承下さい。

なお、初めて当科を受診される方のご予約はお受けしておりません。
但し、地域の医療機関からのご紹介の場合、紹介元医療機関から地域連携室にお申し込みいただいた場合に限り、新患のご予約をお受けしております。

一般外来再診の方は、次回の診察時間の予約や予約変更ができます。
午後は所定の曜日で、予約制の一般外来診療を14時より行っております。
予約外の患者さんは緊急の方以外お断りしていますので、ご了承下さい。
 

午後の特殊外来では、「紫外線治療」、「陥入爪の治療」、「皮膚生検」、「外来手術」などを行っております。

土曜日は医師一人体制のため、やむを得ず待ち時間が長くなることがありますことをご了承願います。

現在、ケミカルピーリング、イオン導入などの治療は行っておりません。
 

医療機関の先生方へ


ご紹介いただいた患者さんに対し、紹介専用の予約枠を設けております。地域連携室までご連絡下さい。

対象疾患


・蕁麻疹、接触皮膚炎、アトピー性皮膚炎などの湿疹皮膚炎

・薬疹、乾癬、円形脱毛症、ざ瘡(にきび)、陥入爪、蜂窩織炎などの細菌感染症

・ウィルス疾患(ヘルペス、帯状疱疹、ゆうぜい(いぼ)など)

・真菌感染症(みずむしなど)

・皮膚腫瘍(良性、悪性)
        などの皮膚疾患全般を対象としています。

主な検査


・皮膚生検(病理組織学的検査、免疫組織化学的検査)

・蛍光抗体法、真菌検査、画像検査(超音波検査、CT、MRIなど)

・アレルギー検査
  (パッチテスト、プリックテストなど接触皮膚炎・金属アレルギー・薬物アレルギー等の原因精査)

・ダーモスコピー

診療内容

粉瘤・脂肪腫・母斑(ほくろ)などの良性腫瘍(手術)
粉瘤・脂肪腫・母斑(ほくろ)などの良性腫瘍に対して、外来または中央手術室にて、日帰りから短期入院まで手術範囲に応じて行っています。

また、ダーモスコピー検査や、画像検査・皮膚生検による診断も行っています。

悪性腫瘍が疑われる場合、皮膚生検などで診断を確定したうえで治療方針を検討致します。
帯状疱疹・蜂巣織炎・丹毒などの急性感染症や薬疹(入院治療)
「帯状疱疹」「蜂巣織炎」「丹毒」などの急性感染症や、「薬疹」・「大きな腫瘍や術後の安静を必要とする場合」などを対象として入院治療を行います。

その他の皮膚疾患全般にわたって診断・治療を行っています。
ホクロやイボなど
ホクロやイボなどの盛り上がった病変の治療に適した炭酸ガスレーザー治療(自費診療)を行っています。
出血が少なく、あとに残りにくいのが特長です。

照射に際しては少量の局所麻酔が必要で、数回に分けて治療することもあります。
レーザー治療の適応については診察の上で判断させていただきます。

なお、同日にレーザー治療を受けることはできませんのでご了承下さい。
巻き爪・陥入爪

超弾性ワイヤー法、ガター法などの非観血的治療法のほか、フェノール法を用いた手術が行われることもあります。
ワイヤーによる爪矯正は自費診療です。

陥入爪とは深爪などの不適切な爪切りや外傷などをきっかけに、爪の先端部の角が皮膚に食い込み、
爪の周りに痛みや炎症を起こします。
巻き爪は、爪の弯曲が主体です。同時に起こることも多いです。


  1. 超弾性ワイヤーによる爪矯正(自費診療)
    爪の先端部分にワイヤーを装着して、徐々に爪を平らにする方法です。
    2~3ケ月に一度の割合で入れ替えます。
  2. ガター法
    爪の側面にプラスティックのチューブを挿入し、固定することで
    爪が皮膚に食い込むことを防ぎます。
  3. フェノール法
    重度の炎症がある場合、フェノール法を用いた手術が行われることもあります。
乾 癬
外用及び内服療法などの一般的治療のほか、ナローバンドUVBを用いた光線療法も行っています。
これまでの治療で十分な硬化が得られなかった方、関節症状のある方に対し、各種生物学的製剤(インフリキマブ:商品名レミケード、アダリムマブ:商品名ヒュミラ等)による治療も行っています。

「類乾癬」「白班」「難治性痒疹」などに対して、ナローバンドUVBを用いた光線治療を行っています。
脱毛症
円形脱毛症に対して、ステロイドの外用剤・局所注射などが行われます。症状に応じて、ステロイドの内服治療を行うこともあります。
人工的に一種の「かぶれ」を頭皮におこして発毛を促進する、局所免疫療法(SADBE)が行われることもあります。
男性型脱毛症には自費で内服治療薬の処方が可能です。
しみや色素沈着
しみの種類を特定して、トラネキサム酸の内服や、ビタミンCローションや
ハイトロキノン軟膏による外用療法(自費診療)を行います。

症状いろいろ


乾 癬(かんせん)

皮疹の範囲が少ない場合は、ステロイド外用剤や活性型ビタミンD3含有軟膏による治療が一般的です。外用剤での治療では効果が不十分な場合や、皮疹の範囲が広い場合には紫外線療法を行います。紫外線療法は午後の専門外来で行っています。
さらに皮疹が広範囲である場合、関節症状を伴う場合などには、エトレチナートやシクロスポリンの内服療法や、生物学的製剤といわれる注射薬を使用することもできます。


接触皮膚炎

化粧品、金属、防腐剤、毛染料、消毒剤、草木などが挙げられます。原因はパッチテストで確認することができます。


蕁麻疹(じんましん)

原因として、薬品・食物・物理的刺激・細菌・ウイルス・寒冷・日光・ストレス・胃炎など数多くあります。原因を一つに絞ることができないことも多いです。可能な限り原因を探し、原因となるものを避けていくことが大切です。


にきび

抗菌薬外用、アダパレン外用、症状によっては抗菌薬内服を行います。
薬品を皮膚に塗って角質を剥がすことで、皮膚の新陳代謝を促します。ビタミンCローションは色素沈着を改善する効果があります。


脱毛症

円形脱毛症は小さい脱毛斑ならば自然に治ることもあります。脱毛斑の広がる勢いが強い場合、炎症を止める治療としてステロイドの外用剤、局所注射などが行 われます。全頭性にわたる場合、ステロイドの内服治療を行うこともあります。人工的に一種の「かぶれ」を頭皮におこして発毛を促す、局所免疫療法が行われ ることもあります。男性型脱毛症には、内服治療薬の処方が可能です(健康保険適用外)。


白癬(はくせん)

爪に症状がない場合は、まず抗真菌剤の外用治療を行います。爪白癬に対しては内服治療が一般的です。内服治療中、肝機能検査を定期的に行います。


巻き爪、陥入爪

陥入爪とは深爪などの不適切な爪切りや外傷などをきっかけに、爪の先端部の角が真皮内に刺さり、爪の周りに異物反応を起こして強い炎症を伴います。巻 き爪では爪の弯曲が主体です。両方が合併することもあります。超弾性ワイヤーによる爪矯正は、爪の先端部分にワイヤーを装着して徐々に爪を平らにする方法です。重症の場合、フェノール法を用いた手術が必要なこともあります。超弾性ワイヤーを用いた爪矯正に関しては木曜日午後の専門外来で、診療を行って います(健康保険適用外)。


帯状疱疹(たいじょうほうしん)

できるだけ早期に抗ウィルス剤の点滴、または内服を行います。病変が広範囲にわたる場合、痛みが強い場合、合併症が見られる場合には、入院治療が必要です。

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