病理診断科

病理検査技術科

病理診断・病理検査とは

病理診断科,検査科の主たる業務は病理診断です。
病理診断とは患者さんの体から採取した組織片や細胞を顕微鏡で調べる検査です。
病理診断の主たる目的は、病気の診断を確定することにあります。
医学の発展に伴い、血液検査やCT、MRIなど病気の診断技術は飛躍的に進歩しましたが、
現在でも癌のほとんどは病理診断によって最終的な診断がなされています。

病理診断によって得られた結果から、病気の悪性度や進行度を判断し、治療方針の決定およびお薬の効果を予測したりします。
普段、患者さんの目に見えないところで業務を行っていますが、他の診療科と連携しながら病院の医療の質を支えている大切な部門です。
病理診断は診断を行なう病理医と病理診断に必要不可欠な顕微鏡標本を作製する臨床検査技師、細胞診断をおこなう細胞検査士が歯車の如く円滑な連携をおこなうことで成り立っています。

検査の種類

生検の組織診断、手術材料の組織診断、細胞診断、術中迅速組織細胞診断、病理解剖のそれぞれがあります。

生検と手術材料の組織診断

生検の組織診断とは、内視鏡によって体の内部から消化管や肺などの小さな組織片を採取して顕微鏡下で診断する検査です。
また、皮膚などに小切開を加えて病変の一部を採取することもあります。
生検の組織診断は、主に病変の良性・悪性を判断するために行います。
これらの結果は、その後の治療方針の決定に直結します。

生検診断の結果から手術が実施された場合、切除された臓器の病変についても病理診断が行われます。
これが手術材料の組織診断です。
これによって病変の広がりや根治度(病変部が確実に取り切れているか)について判断し、追加治療の必要性や再発の可能性について予測することになります。

例えば…

Aさんは胃の痛みのため近医を訪ね、内視鏡検査により”癌を疑う”病変がみつかりました。
病変部から生検(小さな組織を採取)し、顕微鏡標本を作製します。
この顕微鏡標本をみて”癌か?良性か?”の診断をするのが病理医です。
生検の結果から癌と診断され、手術がおこなわれた場合、病変の広がりや根治度を判断し、
追加治療の必要性や再発の可能性および、お薬の効果を予測していきます。

ホルマリンで固定された
胃癌摘出標本の肉眼像

顕微鏡でみた組織像
癌の広がりや深さなどを診断します

顕微鏡でみた組織像
個々の癌細胞の性質を観察します

組織診断の顕微鏡標本はどうやって作るの?

細胞診断

子宮や気管支の粘膜から擦過(こすり取ってきた)した細胞や、尿・痰・乳汁に含まれる細胞を顕微鏡で
診断します。細胞診断を対象とする検査材料には、婦人科子宮頸部、内膜、呼吸器(気管支擦過など)、
体腔液(胸水、腹水など)、乳腺、甲状腺、リンパ節など多岐にわたります。

婦人科子宮頸部の細胞診はスクリーニングとして検診に用いられ、非常に多くの女性を対象にしています。
また、乳腺、甲状腺、リンパ節などは、針を刺して細胞と採取することから、穿刺吸引細胞診とも
呼ばれています。

穿刺吸引細胞診は、良性か悪性かの鑑別、癌の詳細な分類を行ないます。
これらの標本を詳しく診るのが細胞検査士です。

悪性例および問題例については細胞診専門医とともに結果を報告します。

例えば

Bさんは下腹痛、不正性器出血により婦人科を訪ね細胞診をおこなうことになりました。
子宮の入り口(子宮頸部)を綿棒やブラシでこすって細胞を採取し、顕微鏡標本を作製した後、
細胞検査士が異常な細胞を発見しました。
これらの結果を細胞診専門医(病理医)とともに婦人科医に報告します。

婦人科医はこれらの報告から、より詳細な組織検査の結果を求め生検を行ないます。
その結果、癌と診断され手術がおこなわれた場合、
手術材料の組織診断で病変の広がりや根治度を判断していきます。

顕微鏡でみた細胞像
婦人科子宮頸部にみられた癌細胞(扁平上皮癌)

顕微鏡でみた細胞像
婦人科子宮頸部にみられた癌細胞(腺癌)

細胞診断の顕微鏡標本はどうやって作るの?

婦人科子宮頸部の細胞採取と喀痰塗抹標本の作り方

婦人科子宮頸部細胞診では子宮の入り口(子宮頸部)からブラシなどで細胞を擦って細胞を採取します.
喀痰などではスライドガラスに直接試料を塗抹します.
いずれの細胞診検査材料もパパニコロウ染色をおこない顕微鏡で診断します

穿刺吸引細胞診の標本の作り方

エコーガイド下で腫瘤を確認し,細い注射針で細胞を吸引してスライドガラスに塗抹、染色します

術中迅速診断

手術中に、採取された組織に対し短時間で顕微鏡標本を作製して診断します。
通常の顕微鏡標本の作製には1日以上かかりますが、術中迅速診断では時間を短縮するために組織を凍結し、
薄い切片を作成します。顕微鏡標本の作製から診断までの時間は概ね15分です。

術中迅速診断は,胃癌、肺癌、乳癌、膵癌、胆管癌などで臓器を摘出した場合の切除断端に癌細胞がないか、
あるいはリンパ節に転移がないかを確認する重要な業務です。
これは、いわゆる腫瘍の取り残しがあるかどうかにも関わることになり病理診断を生業とする病理医の責任は
極めて重大です。

病理解剖

残念ながら亡くなられた患者さんの御遺体を、御遺族の承諾のもとに解剖させていただくのが病理解剖です。
各臓器の肉眼像や各臓器から顕微鏡標本を作製して患者さんの最終診断をおこないます。

癌であれば、どこまで広がっていたか(転移の有無など)、治療効果の判定(治療が癌細胞に有効であったか)、
癌ではない患者さんの場合には、死因となった疾患は何であったのか(肺炎、肝炎、腎炎など)を明らかにして、
生前の診断の正確性、治療の適格性などを調べて最終診断とします。
生前の診断・治療の客観的な評価を行う最後の機会として医療の中で重要な位置づけとなります。

病理解剖を行った症例については、臨床病理検討会(略称CPC)を行います。
CPCは主治医と病理医のほか、看護師・薬剤師・臨床検査技師および細胞検査士など、多職種から患者さんに
ついての詳細な報告がなされ、診断、治療、労働災害との関連の有無、看護のありかたなどについて多面的に討論しています。
患者さんの生前の御苦労に報いることができるよう、また御遺族の崇高な決意を無駄にすることのないよう、
診療内容の改善、職員研修の推進にむけて、また医学の進歩に少しでも寄与できるよう努力しています。

スタッフ紹介

プロフィール

松井成明(まつい なるあき) 病理検査科科長

【 所属学会 】

  • 日本病理学会(評議員)
  • 日本臨床細胞学会(評議員)
  • 神奈川県臨床細胞学会(雑誌編集副委員長)
  • 日本臨床衛生検査技師学会
  • 日本婦人科腫瘍学会
  • 日本婦人科病理学会
  • 日本乳癌学会

資格他

  • 医学博士
  • 臨床検査技師
  • 細胞検査士
  • 国際細胞検査士
  • 2級甲類臨床病理技術士(病理学)
  • 東海大学医学部基盤診療学系病理診断学客員研究員
  • 昭和大学医学部臨床病理学診断学病理学講座研究員

【 その他 】

  • 平成21年日本臨床細胞学会 最優秀論文賞
  • 平成28年日本臨床細胞学会 技師賞学術部門

著書

ポケット細胞診アトラス 東京 医療科学社 2013 編集・共著
体腔液細胞診カラーアトラス 診断へのアプローチ 東京 文光堂 2012 共著
頭頸部・口腔細胞診アトラス 東京 医療科学社 2009 共著
乳腺細胞診カラーアトラス 東京 医療科学社 2007 共著
体腔液検査のすべてMedical technology臨時増刊号 共著
カラーアトラス 乳腺細胞診 東京 医療科学社 2000 共著

原著論文

子宮体部原発癌肉腫における細胞・病理組織学的検討-術前診断の成績を中心に-
神奈川県臨床細胞学会会誌 21(1): 9-16, 2016
松井成明,梶原博,森下明博,堀貞明,大久保美沙,飯田哲士,中沢和美,小川高史,中村直哉,佐藤慎吉
乳腺原発invasive micropapillary carcinoma の細胞学的検討
日本臨床細胞学会誌 55(3): 148-153, 2016
内田瞳,松井成明,森下明博,大久保美沙,佐藤勝己,鈴木真由美,坂下仁美,佐藤慎吉,吉田幸子
“Use of epithelial-specific antigen for cytological diagnosis of glandular lesions in the uterine cervix”
Pathol Int. 2016 Jan 21. doi: 10.1111/pin.12379.
Matsui N, Kajiwara H, Morishita A, Iida T, Nakazawa K, Miyazawa M, Mikami M, Ogawa T, Nakamura N, Sato S.
“Cytological study of grade 3 endometrioid adenocarcinoma of endometrial origin : Cytoloarchitecture and features of cell clusters assessed with endometrial brushing cytology”
The Tokai journal of experimental and clinical medicine. 40(2):,29-35 2015
Matsui N, Kajiwara H, Morisita A, Tsukada H, Nakazawa K, Miyazawa M, Mikami M, Nakamura Naoya N, Sato S
子宮体部原発間葉系腫瘍におけるPhospho-histon H3(PHH3)発現の検討‐特に平滑筋肉腫,癌肉腫について‐
医学検査.64(3):272-279,2015
松井成明,梶原博,川島真人,塚田ひとみ,中村直哉,佐藤慎吉
“Cytological analysis of uterine body endometrioid adenocarcinoma cells in peritoneal cavity : Cytological findings and histological background”
The Tokai journal of experimental and clinical medicine. 39(3):95-102,2014
Matsui N, Kajiwara H, Tsukada H, Nakazawa K, Miyazawa M, Mikami M, Nakamura Naoya N, Sato S
“Alterations of hypoxia-induced factor signaling pathway due to mammalian target of rapamycin (mTOR) suppression in ovarian clear cell adenocarcinoma: in vivo and in vitro explorations for clinical trial.”
Int J Gynecol Cancer. 2013 Sep;23(7):1210-18.
Hirasawa T, Miyazawa M, Yasuda M, Shida M, Ikeda M, Kajiwara H, Matsui N, Fujita M, Muramatsu T, Mikami M.
“子宮体部原発腺癌における腹腔細胞診の意義-細胞増殖能の観点からの検討-
”日本臨床細胞学会誌. 52 (4): 310-315, 2013
松井成明,梶原博,山下和也,森下明博,伊藤仁,飯田哲士,村上優 ,三上幹男,佐藤慎吉,中村直哉
“Endometrial intraepithelial carcinoma in association with polyp: review of eight cases.”
Diagn Pathol.2013 15;8:25.
Yasuda M, Katoh T, Hori S, Suzuki K, Ohno K, Maruyama M, Matsui N, Miyazaki S, Ogane N, Kameda Y.
“Ebis 1 ver.2/Hold Gel 110を使用した子宮内膜細胞診におけるセルブロックの有用性”
日本臨床細胞学会誌 51(4): 261-266, 2012
涌井架奈子,松井成明,梶原博,伊藤仁,菊池公孝,村上優,佐藤慎吉,中村直哉
“子宮体部原発類内膜腺癌 Grade3の細胞学的検討‐構造異型および構成細胞の観察を中心に‐”
日本臨床細胞学会神奈川県支部会誌 17(1): 15-21, 2012
松井成明,梶原博,森下博明,伊藤仁,飯田哲士,菊池公孝,村上優 ,三上幹男,佐藤慎吉,中村直哉
“子宮体部原発類内膜腺癌(G1)および子宮内膜増殖症の細胞学的検討”‐構造異型および構成細胞の観察を中心に‐
日本臨床細胞学会誌 50(5): 261-269, 2011
松井成明,梶原 博,涌井架奈子,伊藤仁,北村隆司,光谷俊幸,村上優,佐藤慎吉,安田政実,中村直哉
“子宮頸部病変におけるEpithelial Specific Antigen(ESA)の細胞診への応用”
日本臨床細胞学会誌 50(3): 152-157, 2011
松井成明,梶原博,涌井架奈子,伊藤仁,森下博明,北村隆司,村上優,佐藤慎吉,安田政実,中村直哉
Histochem Cytochem. Apr 28; 44(2):113-118.2011
Analysis of mTOR Inhibition-Involved Pathway in Ovarian Clear Cell Adenocarcinoma.
Harasawa M, Yasuda M, Hirasawa T, Miyazawa M, Shida M, Muramatsu T, Douquchi K, Matsui N, Takekoshi S, Kajiwara H, Osamura RY, Murakami M. Acta
“腹腔内における子宮体部原発類内膜腺癌の細胞所見‐細胞学的特徴と病理学的背景について‐”
日本臨床細胞学会誌 49(6): 400-405, 2010
松井成明,涌井架奈子,伊藤仁,北村隆司,梶原博,村上優,佐藤慎吉,光谷俊幸,安田政実,長村義之
Granulosa cell tumor with activated mTOR-HIF-1alpha-VEGF pathway. J Obstet Gynaecol Res. Apr 36(2):448-53.2010 Miyazawa M, Yasuda M, Fujita M, Hirabayashi K, Hirasawa T, Kajiwara H, Muramatsu T, Miyazaki S, Harasawa M, Matsui N, Ogane N, Murakami M, Mikami M, Yanase T, Osamura RY
“子宮体部明細胞腺癌におけるHNF1-β発現の検討‐類内膜腺癌との比較‐”
日本臨床細胞学会誌 47(6): 425-429, 2008
松井成明,安田政実,涌井架奈子,伊藤仁,平林健一,梶原博,村上優,佐藤慎吉,長村義之
子宮体部明細胞腺癌の細胞学的検討‐腫瘍細胞の出現パターンおよび類内膜腺癌との比較‐
日本臨床細胞学会誌 47(4): 269-274, 2008
涌井架奈子,松井成明,安田政実,伊藤仁,平林健一,梶原博,村上優,佐藤慎吉,長村義之
“子宮頸部扁平上皮領域におけるGlucose transporter-1(GLUT-1)発現の意義”
日本臨床細胞学会誌 47(3): 171-176, 2008
松井成明,安田政実,涌井架奈子,伊藤仁,平林健一,梶原博,村上優,佐藤慎吉,長村義之
“肺硬化性血管腫の細胞学的検討”
日本臨床細胞学会誌 46 (5): 256-261, 2007
松井成明,涌井架奈子,伊藤仁,安田政実,佐藤慎吉,長村義之
“子宮体部明細胞腺癌の細胞学的検討‐腫瘍細胞の出現パターンに着目して‐”
日本臨床細胞学会神奈川県支部会誌 12(1): 18-22. 2007
涌井架奈子,松井成明,伊藤仁,梶原博,村上優,佐藤慎吉,安田政実,長村義之
Localization of Human Papillomavirus-DNA in Cervical Adebocarcinoma Revealed by in Situ hybridization Showa Univ J Med Sci 19(4): 195-200,2007 Miki K, Atsumi K, Takahiko T, Koji S, Hidetaka A, Toshiyuki M, Akira S, Naruaki M, Masanori Y, Hidekazu O
Sensitivity to CPT-11 and platinum derivative of stage Ⅰ/Ⅱnode-negative berast, lung, and gastric cancer with occult neoplastic cells in lymph node sinuses.
Oncol Rep. 18(1): 33-39, 2007.
Mukai M, Sato S, Ninomiya H, Wakui K, Komatsu N, Matsui N, Nakasaki H, Makuuchi H.
Sensitivity to CPT-11 and platinum derivative of stage Ⅱ/Dukes, B colorectal cancer with occult neoplastic cells in lymph node sinuses.
Oncol Rep. 17(5): 1045-1050, 2007.
Mukai M, Sato S, Ninomiya H, Wakui K, Komatsu N, Matsui N, Nakasaki H, Makuuchi H.
Sensitivity to CPT-11 and platinum derivative of stage Ⅲ/Dukes, C colorectal cancer with occult neoplastic cells in lymph node sinuses.
Oncol Rep. 17(5): 1027-1032, 2007.
Mukai M, Sato S, Ninomiya H, Wakui K, Komatsu N, Matsui N, Nakasaki H, Makuuchi H.
Progression of 189 woman diagnosed with uterine cervical dysplasia based on abnormal results in mass screening.
Tokai J Exp Clin Med., 31 (4): 141-145, 2006
Muramatsu T, Yositake T, IIDA T, Yamashita E, Hirasawa T, Miyamoto T, Murakami M, Matsui N, Kajiwara H, Yasuda M, Osamura RY, Mikami M.
“成熟婦人における増殖期子宮内膜の細胞学的検討 分岐腺管出現の意義”
昭和医学会雑誌66(3):200-214, 2006
松井成明, 矢持淑子, 滝本雅文, 太田秀一, 鮫島千恵, 根神仁志, 北村隆司, 塩川章
“乳腺原発扁平上皮癌の細胞学的検討”
日本臨床細胞学会誌. 38 (1): 23-30, 1999
松井成明,土屋眞一,北村隆司,伊藤 仁,津田祥子,九島巳樹,塩川 章
“乳腺硬癌の細胞学的検討-特に小型硬癌細胞を中心に-”
日本臨床細胞学会誌. 35 (6): 640-646, 1996
北村隆司,光谷俊幸,土屋眞一,渡辺 糺,松井成明,津田祥子,五味邦英,太田秀一
“婦人科細胞診におけるAgNORs 染色法の検討”
昭和医学会雑誌: 54, 2, 89-97, 1994
佐藤育男,川瀬紀夫,九島巳樹,塩川 章,太田秀一,松井成明

症例論文

肺腺癌子宮内転移の1例
神奈川県臨床細胞学会誌 21(1): 57-61. 2016
森下明博,松井成明,佐藤勝己,鈴木真由美,坂下仁美,内田瞳,吉田幸子
“乳腺原発髄様癌の1例”
神奈川県臨床細胞学会誌 20(1): 24-28. 2015
大久保美沙,松井成明,森下明博,坂下仁美,佐藤慎吉,久保田光博,島村和夫
“大腸ディスポーザブル細鉗子の有用性 高性能・低侵襲をめざして”
日本消化器内視鏡技師学会会報 52:117-118. 2014
杉本美智子,渡部玲子,増田松子,長田成彦,出口隆造,沼田 誠,築根陽子,澤本佳奈,島田英雄,松井成明,佐藤慎吉
“子宮頸部癌肉腫の1例‐細胞所見と免疫組織学的発現‐”
日本臨床細胞学会神奈川県支部会誌 18(1): 63-69. 2013
松井成明,梶原博,塚田ひとみ,井野元知恵,伊藤仁,三上幹男,中村直哉,佐藤慎吉
“膀胱原発小細胞癌の3例”
日本臨床細胞学会神奈川県支部会誌 18(1): 55-62. 2013
坂下仁美,森下明博,佐藤勝巳,鈴木真由美,松井成明,北村隆司,三宅暁夫,吉田幸子
“子宮体部原発純粋型扁平上皮癌の2例”
日本臨床細胞学会誌 52(4): 371-377, 2013
松井成明,梶原博,塚田ひとみ,伊藤仁,三上幹男,佐藤慎吉,中村直哉
子宮体部原発粘液性腺癌の一例
日本臨床細胞学会神奈川県支部会誌 17(1): 60-66. 2012
飯田哲士,松井成明,梶原博,佐藤慎吉,菊池公孝,村上優、中沢和美,三上幹男
乳腺Solid neuroendocrine carcinomaの2例
日本臨床細胞学会神奈川県支部会誌 17(1): 48-53. 2012
坂下仁美,森下明博,佐藤勝巳,鈴木真由美,松井成明,北村隆司,佐野仁勇
“骨・軟骨化生を伴う乳癌の1例”
日本臨床細胞学会神奈川県支部会誌 16(1):64-69.2011
坂下仁美,森下明博,佐藤勝巳,鈴木真由美,松井成明,北村隆司,佐野仁勇
“子宮体部原発腺肉腫の1例”
日本臨床細胞学会神奈川県支部会誌 16(1):48-53.2011
松井成明,梶原博,涌井架奈子,伊藤仁,平林健一,村上優,佐藤慎吉,中村直哉
“乳腺腺筋上皮腫(adenomyoepithelioma, spindle cell type)の1例”
日本臨床細胞学会誌 50(1): 30-34, 2011
後藤利明,松井成明,北村隆司,高橋雅之,佐々木久幸,高橋さつき,齊藤昌宏
“子宮体部原発純粋型扁平上皮癌の1例”
日本臨床細胞学会神奈川県支部会誌 15(1): 36-40. 2010
松井成明,梶原博,涌井架奈子,伊藤仁,平林健一,村上優,佐藤慎吉,中村直哉
“子宮体部原発小細胞癌の1例”
日本臨床細胞学会誌 48(6): 404-408, 2009
涌井架奈子,松井成明,安田政実,梶原博,伊藤仁,村上優,佐藤慎吉,長村義之
“腺癌のリンパ節転移,およびホジキンリンパ腫との鑑別を要した未分化大細胞型リンパ腫の1例”
日本臨床細胞学会神奈川県支部会誌 14(1): 45-49. 2009
森下明博,松井成明,佐藤勝巳,坂下仁美,岸本浩次,楯玄秀,佐野仁勇
“卵巣Sertoli-Leydig cell tumorの1例”
日本臨床細胞学会神奈川県支部会誌 14(1): 26-30. 2009
松井成明,安田政実,梶原博,涌井架奈子,伊藤仁,村上優,佐藤慎吉,長村義之
“分泌型類内膜腺癌の1例”
日本臨床細胞学会誌 48(2): 66-70, 2009
松井成明,安田政実,涌井架奈子,伊藤仁,平林健一,梶原博,村上優,佐藤慎吉,長村義之
“子宮内膜ポリープ内に発生した上皮内腺癌(endometrial intraepithelial carcinoma)の1例”
日本臨床細胞学会神奈川県支部会誌 13(1): 32-36. 2008
涌井架奈子,松井成明,安田政実,伊藤仁,梶原博,村上優,佐藤慎吉,長村義之
“広範な梗塞壊死を伴った子宮内膜ポリープの1例”
日本臨床細胞学会神奈川県支部会誌. 11 (1): 30-34, 2006
松井成明,伊藤仁,芹澤昭彦,小山田裕行,宮嶋葉子,梶原博,安田政実,長村義之
“骨髄外T細胞性リンパ芽球性急性転化を生じた慢性骨髄性白血病の1例”
診断病理. 22 (4): 235-238, 2005
米田玄一郎,加藤優子,松井成明,柴久喜れいし,島村和男,長村義之
“HIV感染陰性高齢者に生じたHHV-8関連Primary effusion lymphomaの1例”
日本臨床細胞学会誌. 44 (4): 240-244, 2005
米田玄一郎,梅村しのぶ,伊藤仁,芹澤昭彦,松井成明,宮嶋葉子,安田政実,長村義之
“子宮頸部癌肉腫の1例”
日本臨床細胞学会神奈川県支部会誌. 10 (1): 40-44, 2005
小山田裕行,伊藤仁,松井成明,芹澤昭彦,宮嶋葉子,安田政実,梅村しのぶ,長村義之
“スライドカンファランス 症例提示”
日本臨床細胞学会神奈川県支部会誌.6 (1): 42-43, 2004
松井成明
“リンパ濾胞過形成を伴った子宮内膜炎の1例”
日本臨床細胞学会神奈川県支部会誌. 9 (1): 21-24, 2004
成岡希,伊藤仁,松井成明,加戸伸明,芹澤昭彦,宮嶋葉子,安田政実,長村義之
Malignant transformation of atypical endometrial hyperplasia after progesterone therapy showing germ-cell tumor-like differentiation.
Patholo Int. 54(6):451-6, 2004
Yasuda M, Matsui N, Kajiwara H, Osamura RY, Miyamoto T, Murakami M, Shinozuka T, Itho J.
“梗塞壊死を伴った浸潤性乳管癌(充実腺管癌)の1例”
日本臨床細胞学会誌. 42 (6): 423-4267, 2003
加戸伸明,伊藤仁,松井成明,宮嶋葉子,安田政実,梅村しのぶ,長村義之
“小児乳腺に発生した乳管内乳頭腫の1例”
日本臨床細胞学会神奈川県支部会誌.8 (1): 37-40, 2003
松井成明,伊藤仁,宮嶋葉子,加戸伸明,安田政実,梅村しのぶ,長村義之
“骨髄混入により胸腔洗浄細胞診の判定に苦慮した1例”
日本臨床細胞学会神奈川県支部会誌.6 (3): 137-141, 2001
本間千恵,松井成明,宮永茂樹,北村隆司,楯玄秀,矢持淑子,塩川章,太田秀一
“スライドカンファランス 症例提示 1.婦人科・呼吸器(症例1-6)”
日本臨床細胞学会神奈川県支部会誌.6 (1): 43-45, 2001
松井成明
“原発性アルドステロン症の1例”
日本臨床細胞学会神奈川県支部会誌.6 (1): 38-42, 2001
根神仁志,松井成明,北村隆司,磯崎岳夫,和田浄史,矢持淑子,塩川章,太田秀一
“肺のLarge cell neuroendocrine carcinoma 2例の細胞像”
日本臨床細胞学会誌. 40 (1): 32-37, 2001
松井成明,宮永茂樹,河原亜紀,北村隆司,滝本雅文,塩川章,太田秀一
“胸腺原発非定型的カルチノイドの1例”
日本臨床細胞学会神奈川県支部会誌.5 (1): 52-56, 2000
松井成明,北村隆司,宮永茂樹,矢持淑子,塩川章,太田秀一
“サラセミアに合併した後縦隔髄外造血巣の1例”
日本臨床細胞学会誌. 38 (5): 462-466, 1999
春田磨美,松井成明,北村隆司,滝本雅文,塩川 章
“原発性卵管癌の1例”
日本臨床細胞学会神奈川県支部会誌. 4 (1): 11-15, 1999
松井成明,春田磨美,藤島淑子,佐藤育男,北村隆司,滝本雅文,塩川 章
“胸膜原発悪性中皮腫3例の細胞像”
日本臨床細胞学会神奈川県支部会誌. 2 (2): 61-66, 1997
松井成明,春田磨美,北村隆司,滝本雅文,塩川章
“Endometrial stromal carcoma の1例”
神奈川県臨床衛生検査技師会雑誌. 30 (4): 202-205, 1995
松井成明,春田磨美,北村隆司
“子宮頚部 adenoma malignum の1例”
日本臨床細胞学会誌. 34 (4): 646-650, 1995
松井成明,古嶋英代,佐藤育男,松岡規男,滝本雅文,塩川 章