病院のご案内

泌尿器科

レーザー手術  HoLEP(ホルミウムレーザー前立腺核出術)

尿路と男性生殖器の疾患を主に診断・治療を行う科で、特にがん・炎症性疾患・結石などが対象になります。

現在、日本は世界一の長寿国となり、
高齢者の増加とともに男性高齢者に特有の前立腺疾患(前立腺肥大症、前立腺癌)が増加しています。

当院では、前立腺疾患の診断・治療に積極的に取り組んでおり、
前立腺肥大症の治療では、高齢者に負担の少ない内視鏡手術、ホルミウムレーザー前立腺核出術(HoLEP)を行っています。

 

また、最近では前立腺癌が多くなっており注意が必要であり、排尿障害で受診された50歳以上の患者さんには
PSA検査を行い、異常値の方には積極的に前立腺生検を行っています(1泊2日の入院が必要です)。
他院の人間ドックなどでPSAの異常を指摘された方も、お気軽にご相談ください。

前立腺癌と診断された方には年齢や臨床病期などを考慮し、ご家族・御本人と相談のうえ治療方針を決定し、
手術が必要な方には前立腺全摘除術による根治手術を安全に施行しております。

副腎腫瘍、腎がんなどでは、腹腔鏡手術から開腹手術まで、病態病期にあわせた治療を選択います。

膀胱がんでは、膀胱温存のための各種治療法(経尿道的腫瘍切除、抗がん剤、膀胱内注入療法など)から、
根治的膀胱全摘術、化学療法まで行っています。

自然排石の見込めない尿管結石に対しては、積極的に経尿道的結石レーザー破砕術(TUL、f-TUL)を行っています。

尿管鏡による内視鏡手術となり、入院期間は3~4日程度となります。

なお、当科では体外衝撃波結石破砕術は行っておりません。

 

前立腺肥大症(BPH:Benign Prostatic Hyperplasia)とは

前立腺は男性にしかない臓器で、骨盤内存在し前立腺液を作っており、前立腺の中央には、膀胱と接するように尿道が存在します。

前立腺の組織は内腺と外腺に分けられ、内腺が肥大(大きくなること)します。

内腺組織が大きくなることによって尿道は徐々に圧迫され狭くなり、排尿障害(尿の出が悪くなる)が現れてきます。
これを前立腺肥大症といいます。


前立腺肥大症の特徴として、中高年の男性に多く見られ、その症状は人によりさまざまですが、

「排尿障害」
「頻尿(尿が近い)」
「夜間頻尿」
「残尿感 (尿をした後もすっきりしない)」
「尿が我慢できない」
「切迫性尿失禁」  などの症状が起こります。


さらに症状が進むと、「尿閉(全く尿が出なくなる)」、「閉塞性腎不全(腎臓からの尿も出なくなった状態で尿毒症を起こす)」といった深刻な状況になりうることもあるため、早期の治療が望まれます。

低侵襲(身体に負担が少なくより安全)なHoLEPという手術

前立腺肥大症治療は、電気メスを用いた経尿道的前立腺切除術(TUR-P)が世界標準とされ、多くの医療機関で用いられてきましたが、近年様々な点で上回る術式としてホルミウム・ヤグレーザーという高出力のレーザーで患部を切除する、『前立腺核出術(HoLEP)』という治療方法が開発され、当院泌尿器科でも2013年より導入しています。

下の図が手術のイメージです。                   HoLEP手術の詳細はこちら


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